－ほしをもとめて－

　　　　　

DECLARATION OF MY STARS

April.1.1995

Stars are not owned by anyone,but at the same they belong to everyone.This is becouse we are all calmed by seeing the luminous starlight.And everyone is permitted to make wishes and to take oath to the stars.

So isn't possible to make wishes to a particular star? Even to secretly own one.

In our village,with one condition of "not hurting anyone",we give approval to anyone to have their own original star.

Since the ancient days to the present,at SHOSANBETSU-village in HOKKAIDO,infinite number of stars have twinkled the sky.SHOSANBETSU-village gives an oath to these namerous stars and states to the world the following declaration;

No one can really own a star,but everyone is permitted to be calmed by the luminosity of starligt.
SHOSANBETSU-village approves anyone to own that starlight and to declare it as one's own.
To those who wants to own a particular star,SHOSANBETSU-village will give them an approval to name it.For those nemes that here gone through the application process,the village will be responsible for recording them.
The nemes of the stars will be kept eternally.
In case,those is a conflict between our declaration and the regulations of the rest of the world,these of others will be complied.

Minoru Abe
Chief of SHOSANBETSU-village

北海道の小さな村にある天文台

北海道の初山別村にある[しょさんべつ天文台]の存在を知ったのは数年前。ネットサーフィンをしているときにたまたま偶然見つけました。 http://www.hokkai.or.jp/~shosanbe/index.html その中で，[My Stars system]というものに目がとまりました。
[My Stars system]とは・・・・夜空に輝く星は無数ですが，そのすべてに名前が付いているわけではありません。その大半は認識番号が付いているだけ。その名もない星の一つを個人で所有してもらい，名前をつけてもらおう，というのが My Stars systemです。つけていただいた名前は初山別村がその星とともに登録し，永遠に保管します。	（ポスター／1995年初冬に東京山の手線の [ぶらさがり広告]用に製作されたものだそーです）
『む・む・む・うーむ』星に名前をつけられちゃって，その名前を，初山別村が永遠に保管してくれるって！！すごくろまんちっくで？こ－ゆ－のが，けっこー　とゆーか，そーとー好きなさわくんとしては，何かの記念に，[ほし]を所有してみたいなって思いました。

S小学校の１５＋４人の卒業生に

２０００年度，S小学校に転勤になりました。東京都の市内では珍しいぐらいの小さな学校で，各学年１学級しかありません。さわくんは，３年生の担任になりました。３年生は，その中でも１５人しかいません。心障学級にいる４人を加えても，わずか１９人の３年生です。そして，いろいろいろとあって，その学級を卒業まで４年間近く受け持つことになりました。途中，メンバーの増えたり，減ったりはあったものの，S小学校を卒業する２００３年度も，１５＋４人で迎えました。
卒業する彼らに，記念として，星を贈ろうかなって・・・。

学芸会の劇の最後に，お客さんの前で歌った歌，[空も飛べるはず]は，[白線流し]というドラマの主題歌だという偶然もありました。「卒業を祝う会」では，お祝いに先生方でこの曲を演奏し，子ども達も歌ってくれました。

でも，タイミングを逸したというか。子ども達との気持ちのすれ違いがありました。うまくいかずに落ち込む毎日。でも，子ども達の方が，もっときつかったんだなと，思っています。自分の思いだけで，勝手に星を贈っても。・・・って，そのときは考えました。S小学校との出会い，１５＋４人との出会いは，自分の教員生活にとって，きっと一生忘れられないほど，印象的な４年間でした。
（彼らが義務教育を終えるときのプレゼントに，って今は考えています。そのときは受け取って下さい。）

教員生活の成人式を迎えて

いろいろ考えて，２００４年度，また，学校を変わりました。教員生活満２０周年を迎え，２１年目にまた新しい気持ちでやってみようと思いました。せんせーを始めて２０年がんばった自分に，（ＳＡＷＡＳ）も５周年だし，ってことで，自分に「ほし」をぷれぜんとしちゃうことにしました。

「そうだ！　北海道に行こう！！」

インターネットでも申し込めるのだけれど，どうせなら行ってみたいなってことで，[北海道の小さな村にある天文台]目指して，自分の[ほし]求めて，さわくんの旅が始まったのです。ついでに，みーはーなさわくんとしては，[イチバン北]の宗谷岬と，[北の国から]の富良野市に行くことは決めました。

　　　　　